地域連携
地域連携在宅看護研究会では、研修会などを通して、看護職、福祉職間の医療的ケア方法の共通化を図りたいと思っています。ケア方法が多職種で共通化出来る事で、役割分担がしっかり出来る様になったり、お互いを支えあえるようになるのではないでしょうか。また、地域の側で手技が共通化されていることで、退院時指導なども行いやすくなるのではないかと思います。
医療的ケアの手順書の作成について
介護職員等が医療的ケアを行うにあたり、医師の指示のもと行われなければなりません。そしてその人に合った個別的な手順書を作成するする必要があります。しかし、介護職員等がその人に合った個別的な手順書を作るのは非常に困難な事であると思います。その為、手順書の作成は、医療従事者が行うものであると思います。また、医療従事者が作成を行う事で介護報酬上のメリットもあります。今後、手順書作りの勉強会を行っていき、手順書の充実を図っていきたいと思います。
勉強会で作り上げた物は、このページで今後公開していきます。
<経管栄養>
経鼻経管栄養手順書見本PDFファイル
<喀痰吸引>
口腔内の喀痰吸引手順書見本PDFファイル
<資料> 看護・介護職員連携強化加算について
介護職員によるたんの吸引等は、医師の指示の下、看護職員との情報共有や適切な役割分担の下で行われる必要があるため、訪問介護事業所と連携し、利用者にかかる計画の作成の支援等について評価する。
(介護保険)看護・介護職員連携強化加算 250単位/月
<算定要件>
訪問介護事業所と連携し、たんの吸引等が
必要な利用者にかかる計画の作成や訪問介護員に対する助言等の支援を行った場合。
※
当該加算は訪問介護員等のたんの吸引等の技術不足を補うために同行訪問を実施することを目的としたものではないため、訪問介護員等のたんの吸引等に係る基礎的な技術取得や研修目的で、訪問看護事業所の看護職員が同行訪問を実施した場合は、当該加算及び訪問看護費は算定できない。